祐巳の山百合会での幕が上がる『マリア様がみてる』

今野緒雪さんのライトノベル『マリア様がみてる』。コバルト文庫より1998年5月10日に初版が発行されました。『胸さわぎの月曜日』『波乱の火曜日』『水曜日の物思い、金曜日のバトル』『辛くて渋い週末』『熱い二週目』『ワルツな日曜日』で構成されています。ロザリオを授受する儀式を行い、姉である上級生が妹を指導するという「姉妹(スール)」と呼ばれるシステムがある私立リリアン女学園高等部が物語の舞台になります。
高等部1年生のまだ姉を持たない祐巳が、憧れている紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス アン・ブゥトン)の祥子から声をかけられます。そしてそのことがきっかけで、山百合会(生徒会)の本部である薔薇の館を訪ねることになります。そこで待っていたのは、山百合会の幹部である薔薇さま達を相手に喧嘩をしている祥子。扉から飛び出してきた祥子の下敷きになったことがきっかけで、祥子から飛び出した発言はいきなりの祥子と祐巳のスール宣言でした。